ハワイで写真館を経営していた祖父の影響で写真家を志す。大正 12 年、単身上京し、東京帝国大学専属写真技師の伯父・樫孝吉に入門する。 数日後に関東大震災に遭遇。復興後、伯父を補佐しながら、写真技術を学ぶ。 昭和 4 年、帰郷し、徴兵検査に不合格となったのを機に、黒部市に写真館を開業。 昭和 12 年、博覧会の写真展で上位を独占。小西六(現・コニカミノルタ)に依頼されカラー写真の講習会を開いている。 昭和 17 年、富山市で個展を開催。 昭和 20 年、写真館を残し、出兵。終戦前に戦病死。大正初期の時点で、ハワイに日本人写真師が4人(越智保平、森田栄、煤孫龍之助など)いたというが、祖父の名前は特定できていない。
生年/出身: 1909 富山(魚津市)
開業年: (昭和 4 年 )
開業地、主要拠点: 富山(黒部市)
師匠: 樫 孝吉
弟子: