◆小間物(細物)
日用品・化粧品などのこまごましたもの。
◆小間物屋・小間物商
小間物を商う人,またはその店。高麗等舶来の物とする説,細物の義とする説がある。江戸時代は行商が普通で,化粧品,櫛,簪,楊枝,歯みがき,紙入,タバコ入等を売り歩く。貸本屋と同じく大包を背負って行商し,時にいかがわしい具等も商い,川柳の題材となっている。
◆徳島(通町1丁目)の写真師・福井肇
舶来小間物商福井肇商店として、 明治初期に写真館も開業していた。
◆名古屋で最初の写真師・玉井屋房次郎
明治4年、名古屋大伝馬町4丁目に開業。明治4年の名越各業独案内に掲載されている。明治5年、愛知新聞に公告が掲載されている。のち小間物商に転じた。同地(名古屋大伝馬町4丁目)に玉井屋卯兵衛、玉井屋宇兵衛という名が残っているが、同一人物か不明。