父は南部領の役人で、紺屋町の豪商・惠島屋に奉公した初代・田口忠吉。明治元年、父が盛岡平町で独立し田口商会を開業し塩、たばこ、酒類などを販売した。二代目として、写真絵葉書類の販売をはじめた。大正15年には田口写真機店として写真機等の販売が主となり繁盛した。盛岡中学では石川啄木が一級上であり、短歌グループ「白羊会」に入り、同級生の小林茂雄や平野八兵衛らとともに親交があった。 昭和8年、盛岡天満宮に啄木歌碑がに建立。碑に刻む文字を、石川啄木の真筆から集字拡大を行うなど、写真技術を駆使したという。 その後は絵葉書屋「郷土詩社」を開業し、「啄木とふるさとシリーズ」なども販売した。
生年/出身: 1884 岩手(盛岡本町)
開業年:
開業地、主要拠点: 岩手(盛岡平町)
師匠:
弟子: