有田 春香(ありた しゅんこう)

有田 春香台湾写真師台紙鶏卵紙

台湾で開業しており、蘭菖堂の館名が残る。明治初期に三重県津市でオーストリアのマリヤン・プロモウィッチという写真師が巡業をした際に技師をしていた記録が残っており、その際に三重県津市で同じ館名「蘭菖堂」の写真師・伊藤蘭蕾の写真館を使っている。明治30年、台湾新報に総督府民政局が有田春香を雇い、台湾内の景色などを撮影して回った記録がある。明治36年の台湾新報には、台北東京人会の発起人として高橋親義、大庭永成(台湾総督府民政部殖產課長)、有田春香、伊藤政重(台湾総督府法院判官)の名前が記載されている。
また、明治後期、北海道旭川に伊藤蘭香という写真師が蘭菖堂という館名で開業しているが、関係性は不詳。

生年/出身: 東京

開業年:

開業地、主要拠点: 海外(台湾台北城内北門街一丁目五番地)

師匠:

弟子: