【古写真の調査後売却】甲府駅舎と蒸気機関車の風景

【古写真の調査後売却】甲府駅舎と蒸気機関車の風景

◆甲府駅
山梨県甲府市丸の内一丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)、東海旅客鉄道(JR東海)の駅である。当駅の所属線となっている中央本線と、当駅を終点とする身延線の2路線が乗り入れている。中央本線の当駅を含む塩尻以東の区間はJR東日本の管轄(JR東日本が第一種鉄道事業者)で、身延線は全線にわたってJR東海の管轄である。しかし当駅はJR東日本の管轄駅であり、JR東海には属さない。JR東日本八王子支社の管内にあり、身延線下り場内信号機に会社境界が設置されている。特急列車を含む全旅客列車が停車する。1987年4月の国鉄分割民営化までは、中央本線・身延線ともに日本国有鉄道(国鉄)の路線であったが、分割民営化によって中央本線塩尻以東はJR東日本、身延線はJR東海の管轄となり、当駅はJR東日本とJR東海の境界駅となった。当駅には中央本線のみCO 43の駅番号が設定されている。中央本線は甲府市街中心地を東西に通過しているが、甲府駅の立地する甲府市丸の内一丁目は内堀に囲郭された甲府城の内城部分に位置する。現在の甲府駅駅舎は城域北側の清水曲輪に相当し、曲輪には櫓や書院、城門などの施設が存在していた。南側には屋形曲輪・本丸が所在する。清水曲輪の東西・北側は内堀が囲郭し、北側にはニの堀で囲郭された武家地に通じる山手門が所在している。明治期に甲府城は廃城となり、ニの堀は埋め立てられ武家地は払い下げられて官公庁用地として開発され、甲府駅の開業に至る。