矢川 友弥(やがわ ともや)

矢川 友弥写真師台紙鶏卵紙

弘前藩士族の表具師・岩川豊吉の二男。母・岩川悗子は盛美園で有名な大地主清藤家出身。岩川豊吉の長男・岩川友太郎は東京帝国大学卒で、貝類目録を日本で初めて上梓した動物学者であり、女子高等師範学校名誉教授となった。祖父・神文右衛門は、国文学者として弘前藩藩校稽古館校長となった人物。

旧姓は岩川友弥。津軽狩野派の継承者・外崎鶴幼に絵画を学ぶ。画家としての名は矢川芳雲。津軽藩祖・津軽為信の肖像画など、絵画作品も多く残されている。1949年死去。写真師の矢川ミキと結婚し、写真術を学ぶ。写真術と絵画技法を組み合わせた肖像画が評価されている。

生年/出身: 1874 青森(弘前南川端町)

開業年:

開業地、主要拠点: 青森(弘前)

師匠: 矢川 ミキ

弟子: