

◆高千穂芳子
室町公賀(四辻公賀)の二女。伯爵室町公大の妹。高千穂宣麿の妻。長男:俊麿(1887年1月10日-1963年3月31日)- 英彦山神社大宮司、妻のユキエ (1895-1987) は筑豊炭鉱主・角銅朝太郎の長女。 孫:有孚(1915年8月19日生)。 曾孫:宣比古(1950/12/10生)。 妻:純子(1952/12/13生、吉美源四郎次女)。 孫:有智(1918/9/5生)。 孫:有英(1924/6/1生)。 次男:和麿(1895年9月26日-1909年11月9日)。 三男:福麿(1898年6月17日-1972年2月9日)。 長女:喜巳子 – 栗田保善の養女。 次女:小松 – 陸軍航空本部付陸軍大佐・高松岩根の妻。
◆高千穂宣麿(夫)
明治から昭和前期の神職、昆虫学者、政治家。貴族院議員、英彦山神社宮司、男爵。東山天皇の男系七世子孫である。中納言徳大寺実則の二男として山城国京都に生まれる。1870年(明治3年)一家で東京に移住。父実則は明治天皇の侍従となり、侯爵(のち公爵)を叙爵した。
◆四辻公賀(父)
江戸時代末期から明治時代の公卿。官位は正三位、参議。権大納言四辻公績の子として生まれる。嘉永5年(1852年)に叙爵、翌嘉永6年(1853年)に元服、昇殿、文久元年(1861年)に侍従、従四位下に昇進、慶応元年(1865年)に参議、翌慶応2年(1866年)に従三位に昇進した。維新後は越後府知事・陸軍将・宮内権大丞・雅楽助を歴任した。
◆室町公大(息子)
明治期の政治家・華族。貴族院伯爵議員。旧姓・四辻、幼名・峯太郎。東山天皇の男系六世子孫である。山城国京都で四辻公賀の長男として生まれる。1884年(明治17年)7月、叔父・義兄公康が室町と改姓。1888年(明治21年)公大と改名。義兄・公康の死去に伴い、1890年(明治23年)5月10日に伯爵を襲爵した。1904年(明治37年)7月10日、貴族院伯爵議員に選出され、死去するまで在任した。その他、歌御会始講頌御人数、英照皇太后御葬祭斎官などを務めた。