
別名は生川正香。通称は 生川茂五郎、生川熊五郎等、別号を好間亭、磯の屋等。 伊勢の薬種商。薬種商生川春智( 生川清人とも)の子。 前川春楼に俳諧を、樋口喜樹・足代弘訓に和歌を、本居春庭に語法を学ぶ。 独学でオランダ語・写真術も学習した。のち小島新蔵に写真術も学ぶ。明治 23 年、死去。
時期は不明だが、久世治作は戸田藩江戸家老・戸田権之助(戸田三弥)や本草学者・飯沼慾斎らの援助を受け、写真術を研究している。写真術関係書やレンズをフランス公使から手に入れ、久世治作に贈った記録がある。なお、それらの写真術関係書を参考に、文久3年、伊勢津藩の薬種商・浜田屋の生川正香は、伊勢松坂の小島新蔵を経由し、久世治作に写真術を学んだことにより、「鳥眞藥剰聞取書」を発刊した。
生年/出身: 1804 三重(津市岩田町)
開業年:
開業地、主要拠点:
弟子: