吉川 治兵衛(よしかわ じべえ)

吉川 治兵衛写真師台紙鶏卵紙

代々の薬種商を営む家に生まれる。元治元年、吉雄圭斎がオランダの写真機を持って滞在した際、写真術を習った。慶応 2 年、博労町心斎端に写場を開業。明治 2 年、大阪通商司の金札貼り付けの写真を数万枚製造。 のち中之島通商司写真局にも勤務した。明治初期に長井輝正(初代)が学んでいる。吉川日進軒という館名が残っている。

生年/出身: 1832 大阪

開業年: 1866

開業地、主要拠点: 大阪(博労町心斎端)

師匠: 吉雄 圭斎

弟子: 長井 輝正(初代)