高山 一之(たかやま かずゆき)

別名は高山保泰。加賀藩家老。嘉永 4 年、御家人家来足軽として、本多周防守家臣で二人扶持・銀八十目であった。文久 3 年、銀百二十目に加増。万延年間、江戸に出て上野彦馬に写真を学んだとされる。のち帰郷して大野弁吉に学ぶ。 慶応 2 年、長崎に赴き、再び上野彦馬に写真の新技術を学んだ。この間、藩の御丸御鉄砲細工房御用などを務める。明治 2 年、巽御殿で藩主・前田慶寧と養嗣子・前田利嗣を撮影。明治 3 年、金沢上堤町の小間錺屋の二階に写場を設けた。その後、尾崎神社横に移転。

生年/出身: 1833 石川(加賀国)

開業年: 1870

開業地、主要拠点: 石川(金沢上堤町)

師匠: 大野 弁吉 上野 彦馬

弟子: