
◆今岡 善之助
明治33年頃、今岡善之助商店の名で松江の絵葉書を製造・販売している。
◆角田 吉三郎
明治 30 年頃、人形町に絵葉書書店を開業。
◆飯倉 東明
明治36年(または明治37年)、横浜に戻り、絵葉書写真を主に扱う上田写真版合資会社(上田義三、翁町3丁目131番地)の写真主任となる。明治41年、独立し開業。
◆菊池 清
明治 22 年、山形県内各地の撮影に従事し「山形県名所案内」を刊行。 明治 27 年、山形大火で自宅が焼失したが、撮影を続け、被害の模様などを絵葉書にして販売した。
◆百瀬 藤雄
明治 38 年、単身渡米し、写真を学んだ。 大正 13 年、帰国し、長野県松本にリリー写真館を開く。 新聞社からの依頼、絵葉書用の山野写真が多い。
◆玉屋 白熊
白熊写真館製の絵葉書が販売されているが、関係性も含め不詳。
◆田口 忠吉
明治元年、父が森岡平町で独立開業。 二代目として、写真絵葉書類の販売をはじめた。
◆佐野 景明
長崎に通って上野彦馬らに学び、町の絵葉書店に出す芝居の俳優や美人の写真を制作した。
◆手彩色絵葉書
しゅさいしき えはがき、てさいしょく えはがき、
英語:Hand-tinted postcard
18世紀から20世紀初期にかけて(日本では戦前において)、風景・人物・文化・その他事象の写真を撮り、これを白黒印刷したものに手作業(通常、家内制手工業)で彩色した上で絵葉書の形式に仕上げたものを言う。
彩色は全て手作業であるため、厳密には全ての手彩色絵葉書は色が異なる。また、見た目にも一枚ごとに色が異なっている場合が多い。
日本の場合、異人が多かった長崎や横浜のものが多い。
