
菊池家は醸造を営みながら、代々天童市大字山元字若松の鈴立寺若松寺に使える役僧だった。 若松寺十四坊の一つ新蔵坊の僧であったが、江戸に出て金融業を営み、行方敬篤に写真術を学んだ。 嘉永年間、寺境争いが起こり、起訴状を持って江戸に上る。 このとき黒船来航に遭遇。外国人の写真撮影を見てヨーロッパ化学の勉強を志した。 ついで清水東谷や横山松三郎、行方敬篤らに写真術を学び、その技術や写真機材などを山形の長男・ 菊池新学に伝えた。
生年/出身: 1813 山形(若松新蔵坊)
開業年:
開業地、主要拠点: 山形
弟子: 菊池 新学